こんにちは。まめです。

私は新卒から10年と半年同じ会社に勤めていました。

サービス業でしたので、定年までは難しいなぁとは感じておりましたが、30歳を超えてから地元に戻ることを考えるようになり、一大決心をして退職したのです。

退職にあたり、どういう手順を踏み、引越しまでしたのかをご紹介します。

退職なんてしたことがなかったので、知らないことばかりで、全てが後手になってしまったことが反省です。

転職のスタイルを決める

求職活動をどのタイミングでするか、どうやって求職活動を行うかをしっかり決めて行うことで、その後の行動を計画的にできるかどうかが変わってきます。

在職中に行う/退職後に行う

これは一長一短ですので、自分のペースを考えて選択しましょう。

在職中だと日々の仕事に追われて、専念できないこともありますが、思い通りに結果が出ずとも収入面では余裕があるので、焦ることは無くなります。また、面接等でも求人をみて転職の意志が固まったことをアピールできます。

退職後だと、時間に余裕ができ企業研究などをしっかりと行うことができます。しかし思い通りに結果が出なかった場合に、生活面での余裕がなくなると焦ってしまい、希望通りの選択ができなくなるといったことも考えられます。また、ブランクが長くなると、自己管理が疎かになったり、面接等でその期間に行ったことを具体的に説明できるよう準備をする必要が出ます。

遠方での求職活動ともなると、簡単に面接に行くことが難しくなるため、退職後や有休消化の間にするという選択もできます。

退職の意思を伝える

退職するにしても、後味が悪い退職よりも円満退職の方がいいですよね〜

法律では退職届提出後2週間で辞めることができますが、会社によっては1ヶ月以上前からの申告が必要などの就業規則がありますので、後々会社とトラブルにならないようルールに乗っ取って行動した方がベターです。

実際会社側も1人辞める穴を埋めるための求人や、準備期間が必要です。会社側といってもやってるのは人間なので、人員補充や育成期間など相手の事情も考慮することも大切でしょう。

私は10月末退職と決め、実際に上司に意思を伝えたのは8月頭でした。その時点で年末年始を超えてからと打診がありましたが、諸事情により退職を急いでいたのでその時点で有休消化を完全にした上で対応できる最短の10月末で話をしました。

私の場合は、組織編成が変わるタイミングが10月にあったので、人員補充などを考えなくてよかったので、とても偶然に早く退職できたのです。

また、有休消化や賞与をもらってからなど、検討材料は多くあります。

私は有給が26日残っていました。全て消化するために10月丸々と9月は10日だけ出勤しました。有給は全て消化しないとやめられない訳ではないので、完全に消化できたのは、上司とよく相談したことと、人員に余裕があったからでした。

実際10年のうちに退職を受ける側には何度もなったのですが、その時々の状況で全て消化させてあげられなかった方も多数いらっしゃったので、本当にタイミング次第です。

退職までにしておくこと

①引き継ぎ

自分の仕事を誰にどのように引き継ぐか、周囲と相談しながら行いましょう。

場合によっては、退職後も自分しか知らないこともあるかと思いますので、残された方のことも考えて準備しでおくことです。

業務上のマニュアル以外に個人的に培ってきた関係やノウハウをまとめて引き継げるとなお良いですね〜。

②取引先・多部署への挨拶

後任の人の紹介と退職の挨拶は必ず誠意を持って行いましょう。

後任の方もゼロからではなくそれまでの雰囲気や関係がわかった上で、そこから関係を構築できると、両者とも後々の仕事がスムーズになります。

出勤最終日・退職日にすること

①各部署への挨拶

仕事してきた中でいい意味でも逆の意味でも関わった方は多くいると思います。

すれ違いに挨拶を交わす方には、一言挨拶をすることは義務ではないですが、マナーと言えます。

②デスク・ロッカーの清掃・明け渡し

会社側で次の人が使う前に掃除をするところもありますが、自分の使用感が残るのは綺麗でも汚くても恥ずかしいものです。

「会社の備品を汚く使った人」というレッテルを貼られないよう、立つ鳥跡を濁さずでいましょう。

③会社に「返すもの」

  • 社員証・社章
  • 事務備品(電卓・パソコン・携帯・本など)
  • 制服
  • 業務上のマニュアルや制作物やデータ
  • 名刺
  • 健康保険証
  • 通勤定期券

④会社から「受け取るもの」

  • 年金手帳
  • 源泉徴収票※
  • 離職票※
  • 雇用保険被保険者証
  • 健康保険資格喪失証明書←これは退職時に依頼をしないと送られて来ません※

※源泉徴収票と離職票と健康保険資格喪失証明書は後日自宅に送られてきます。

退職後すること

①ハローワークへ行って今後の手続きの確認=失業保険の手続き

②健康保険の手続き

③年金の手続き

④住民税の手続き

①はハローワーク、②と④は市役所、③は年金事務所で行います。

市町村次第では③も市役所や役場で行えます。

下記の記事に退職後を詳しく掲載しております↓

また、引っ越しを伴う退職をされる方はこちらもご覧ください↓

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