こんにちは。まめです。

引っ越しって新しい部屋や家に心踊りつつも、荷造り荷解き、役所の手続き、ネットの手続き、家財の処分や準備でてんてこ舞いになりますよね。

私も先日引っ越しをして、その苦労を実感したばかりです。

今回は、引っ越しの際に新しくドラム式洗濯機を買った体験談です。

洗濯機を買う

ずっと一人暮らし用の縦型の小さい洗濯機を使っていましたが、洗濯物を干す時間が苦痛で…それに仕事をしていると夜に洗濯して干しても乾きにくい!

今回意を決してドラム式の洗濯乾燥機を購入することにしました。

家電量販店で物色し、選んだのは 日立 BD-SV110C(日立公式サイトより)。

選んだ理由は、「幅が乾燥付きのドラムでは最もコンパクト」「風アイロンでシワになりにくい」「温水ミスト洗浄」です。

乾燥機能がどうしても捨てられず、時間をお金で買ったのです。

洗濯機の設置 1回目

購入した洗濯機は「幅60cm×奥行71.5cm」

賃貸の洗濯置き場スペースの防水パンは「幅60cm×奥行60cm」仕様のもので、実際壁から洗面台までは620mmしかありません。

余裕は2cmのみ。しかも搬入経路の脱衣場も狭い!

見取り図はこんな感じ↓↓

脱衣場見取り図

しかも、タオル掛けが搬入に邪魔…脱衣場自体が狭いといったなかなかの状況。

脱衣場タオル掛け

実は一度搬入の業者さんにも現場を見た上で「不可」で返答されてしまったのです。トライできないこともないけど、一度箱を開けてしまったら返品ができないから、トライして入らなかった時のリスクが高いし、ちょっと傷が入るだけではなく壁もえぐれる可能性もなくはないからOKは出し辛いとのこと。

搬入不可報告書

担当してくれた搬入業者さんは、量販店のお姉さんが名指しで対応を依頼した、難しい案件もすっごい頑張って対応してくれるベテランさんとのこと。

ベテランさんでもトライ難しいと言われたら…一旦その場で返品をどうするか検討するためこの日は撤収されました。

しかし諦められない!!

もう一度測って、搬入のイメトレをしてみる。寸法的には2cmしかないけど、それでも理屈は入る計算である。

もう一度量販店のお姉さんに電話。

家電量販店の担当してくれたお姉さんが本当に仕事できる人で、お客さんの希望や意図を汲み取ってくれるのが上手で本当に助かりました。もう一度トライして入る可能性はどの程度なのか、搬入業者さんと相談してどこまでの傷が入る可能性があるか、無理と判断した理由はどこにあるのかを話あってくれました。

結果、2日後再度トライすることに。

洗濯機の設置 2回目

その為にできることはなんでもしておこうと、大家さんを呼んでタオル掛けを外してもらいました。日曜大工できる大家さんでよかった。

午後3時過ぎ、いよいよ2回目のトライ。前回と同じ方が搬入に来てくださいました。

一度断った案件をもう一度するのってどんな気持ちだったんだろう…

挨拶を済ませ、まず「これにフルネームでサインをお願いします」と言われたのがこちら

せきにんはもちません

そうですよね、これを覚悟の上でですよね!もちろんサインしますとも。

いざ設置!

洗面の前までは順調ですが、そこから90度回転させながら搬入。

しかも奥行きも壁なので2人で作業ができず、ベテランさん1人で約80キロを取手も持てない状況で搬入トライ。

防水パンに乗せるのも1人です。とっても大変そう…壁擦れてるんじゃない!?洗面台にこすれてるんじゃない!?などドキドキしながらも見守るしかできない。

結果…入りました!!!!

本当に横1cmずつしか余裕ありません。測った通りです。

笑えるくらいギリギリ。

神業に感謝〜✨

色々お話を聞くと、この日この業者さん別のところの配送を担当予定だったそうですが、配員を変更し急遽来てくれたそうです!タオル掛けも、撤去されてなかったら入らなかったようで、ダメ元でも外してもらうよう依頼して良かった!感謝〜✨

あの重量を1人で担当できる可能性があるのは、その会社ではその方だけだったようで、名刺をいただいたら、なんと社長さんでした!感謝〜✨

諦めなくて本当に良かった!

実際に稼働させたらどうか

早速溜まった洗濯物を選択・乾燥!

洗い:多少の揺れは感じられるものの、音も静かで問題なし!

すすぎ:多少の揺れは感じられるものの、音も静かで問題なし!

脱水:確かに揺れる!でも左右5mm以内の揺れです。音も静か!

乾燥:めっちゃ揺れる!でも、洗面台にも壁にも接触なし!合格!でもうるさい。

結果、左右1cmずつの余裕があれば入るし、稼働も問題ありません。

ただ、乾燥の際にすっごい脱水するようで、その時の音は大きめ。夜は不可です。

まとめ

業者さんも保障内の請負しか難しいので、断る方向にどうしてもなってしまう。

しかし、諦めない心と徹底的に寸法を測って、傷を覚悟の上で依頼すればなんとかできることもある!ということです。

近くまで搬入してもらってあとは自分でやる、という方法もありますが、排水ホースのとりつけなどやっぱりプロにしてもらった方が安心ですよね。

ここまで狭くても工夫次第では入りますし、使用も問題ないので、スペースでお悩みの方でもすぐに諦めずにトライしてみる価値ありです。

その他、引っ越し準備の内容はこちらをご覧ください。

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